ごあいさつ

平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
2020年1月に国内で初めて新型コロナウイルス感染症感染者が確認されて以来、3年目を迎えた現在においても完全な終息には至っていませんが、政府では今年5月8日に感染症の分類を現在の2類から5類に移行させると発表しました。このことにより、正しく「ウイズコロナ」として徐々に元の生活に戻ることが期待されます。
一方、昨年2月に突然始まったロシアのウクライナ侵攻は、1年が経過した今もウクライナ領土内での交戦が続いています。両国の消耗戦の様相を呈してきたこの戦争が一日も早く終結し世界が平和になることを祈らざるを得ません。
この戦争によって昨年以降国内のエネルギーや半導体不足の影響により、全ての物価が高騰または品薄になり国内の消費に大きな打撃を与え続けています。建設業においてもその影響は大変大きく、建設資材の高騰や資材不足に陥り、現在もその余波が続いています。
弊社ではより早く資材の動向を把握し、先手先手で資材確保を行いつつ、創意工夫や、企業努力によって「お客様の夢をカタチに」するお手伝いをさせて頂き、「お客様の喜びを最高の喜び」としてこれからも頑張って参ります。また、会社の根幹となる技術社員の教育に特に重点を置き、社内における技術研修会、将来の幹部社員教育を目指して開催する階級別研修会、建設の最新技術を学ぶ弊社ICT推進室を中心とした実務的講習会などを行いつつ、更にはベテラン社員による経験値での施工技術なども取り入れ、温故知新の「中野の技術」の継承に取り組んでいます。
これまでも積極的に取り組んできた地域連携による自然環境保護の取り組みや、地域で開催される様々なイベントや美化活動への参加、佐賀県内のプロスポーツ、および「SAGA2024国スポ・全障スポ」成功に向けた各競技への支援など、地元佐賀県を元気に活性化させる活動を通じ「地域とともに成長する企業」を目指して参ります。
おかげさまで、今年弊社は会社創業105年を迎えました。ここ数年で本社の大リノベーション工事、第二社屋が完成し、現在、市内嘉瀬町には佐賀市内唯一のアスファルトプラントに隣接してクラッシャープラントを新築しています。このように社内インフラを進めることで社員の仕事へのモチベーションを更に向上させ、お客様にご満足いただける技術とサービスの向上により「顧客満足度地域ナンバーワン企業」を目指して参ります。
今後とも弊社に対し格別のご支援、ご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
2023年2月
株式会社中野建設
代表取締役社長 中野武志